セサミンのすべて

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気になるセサミンの脂質成分

ゴマの栄養成分の半分は脂質

ゴマには優れた健康効果を持つセサミンが含まれていることで有名ですが、ゴマの中に含まれているセサミンの量は1%に満たないといわれています。

そのため、ゴマだけでセサミンを摂取するには1日に3000粒ものゴマを食べなくてはいけません。そうなると気になるのは、ゴマの脂質です。

ゴマ油を想像していただければわかるとおり、ゴマには豊富な資質が含まれていて、成分の実に半分が脂質成分となっています。

脂質というと、肥満の原因や血液ドロドロなどのマイナスイメージが付きまといます。

では、実際にゴマに含まれている脂質成分とはどういったものなのでしょうか。

ゴマの脂質成分に含まれる2つの不和脂肪酸

リノール酸

ゴマの脂質にはリノール酸とオレイン酸という2つの不和脂肪酸が含まれています。
リノール酸は体内で生成することが出来ないため、食品からのみ摂取することが可能です。

リノール酸にはコレステロール値の正常化や血圧を抑えるなど、体の組織を正常化するという働きがあり、さらに肌の保湿や炎症を抑える作用など、肌トラブルの緩和や美肌効果があります。
その美肌効果は、化粧品や基礎化粧品にも利用されています。

しかし、過剰摂取には注意が必要です。
リノール酸にはコレステロールを下げるという健康効果がありますが、過剰に摂取することで本来体に必要な善玉コレステロールをも減少させてしまう危険性があります。

それにより、動脈硬化やがんの促進のほかアレルギー悪化などのデメリットを発生させてしまう可能性があります。
そのため摂取量には注意が必要です。

オレイン酸

ごまの脂質成分にはリノール酸のほかオレイン酸も含まれています。

脂肪酸は、活性酸素と結びつくことで過酸化脂質となるという性質をもっています。
過酸化脂質は細胞を損傷させることで、生活習慣病やがん、動脈硬化の原因となります。

しかし、オレイン酸は酸化しにくいとう性質をもっているため、過酸化脂質を抑制し動脈硬化や生活習慣病の予防や改善に効果を発揮します。

また、オレイン酸には善玉コレステロールを減少させずに悪玉コレステロールのみを減少させるという働きがあります。
その働きが心臓病や高血圧の予防に効果を発揮します。

しかし、オレイン酸は脂質ですので過剰に摂取することで肥満の原因となります。
その点はリノール酸も同様ですのでカロリーオーバーを防ぐためには摂取量に注意が必要です。

セサミンサプリメントの脂肪成分

ゴマに含まれる脂肪成分の健康効果とデメリットについて紹介させていただきましたが、セサミンのサプリメントの脂肪成分についてはどうなのでしょう。

セサミンのサプリメントにもゴマ同様に脂肪が含まれていますが、余分な脂肪は省かれているため、摂取量を守ればリノール酸とオレイン酸の健康効果を享受しながら、同時に過剰摂取によるデメリットを回避することが可能です。

効率良く、またバランス良くセサミンの健康効果を体感するにはサプリメントによる摂取がオススメです。

あなたの健康習慣に取り入れてみてはいかがでしょう。

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