セサミンの原料産地国は?
日本国内でのゴマ栽培の状況
日本のゴマの生産量
セサミンの原料であるゴマですが、実は日本国内でのゴマの生産量は非常に少ないです。
日本国内のゴマの年間消費量は17万トンですが、それに対して日本国内で生産されているゴマの総量は100トンとなっています。
これは全体の0.1%未満という非常にわずかな量となっています。
日本で消費されているゴマは99%以上が海外から輸入されたものとなっているのです。
ゴマの消費量は年々増加する傾向にありますが、それに反して国内でのゴマの生産量が極めて少ないのは、農家がゴマ栽培を続けることの難しさにあります。
日本のゴマ栽培
ゴマの栽培には栽培面積に対する収益が少ないという特徴があります。
つまり、ゴマ栽培で収益を確実に得るには広大な栽培面積が必要となってきます。
また、ゴマの栽培、収穫には技術革新が成されていないため手間が多く収穫に際しては余計に人手が必要となります。
手間と収益率を他の作物と比較した時に、ゴマ栽培から離れていく農家が増加しているのが日本のゴマ栽培の状況です。
ゴマの種類による産地国の違い
ゴマには金ゴマと白ゴマ、黒ゴマと3種類がありますが、それぞれで主な産地国に違いがあります。
金ゴマはエジプトやトルコ、地中海沿岸。中東の地域などが産出国となっています。
白ゴマは中南米や中国、インドやミャンマーなどアジア大陸を中心に広範囲で広がりを見せています。
黒ゴマは中国や東南アジア、ベトナムやインド、ミャンマーで生産されています。
ちなみに黒ゴマはアジアが原産国で、日本国内でもゴマといえば黒ゴマが中心でかつては盛んに栽培されていました。
それら様々な国で生産されたゴマを原材料としてセサミンは作られています。
ゴマに限らず、諸外国で作られた食品に対しては安全性が常に疑問視されますが、セサミンのサプリメントを作る際には、原材料に対して厳しい品質チエックが行われます。
そのため、外国産の原料を使用していますが、国内で発売されるセサミンサプリメントは安全に出来ています。
一部ではありますが国産の原材料を使用したセサミンも販売されていますので、どうしても心配な人はそうした製品を選ぶとよいでしょう。
日本を含めた様々な国で生産されているゴマで作られたセサミン。
あなたの健康習慣に取り入れてみてはいかがでしょう。